
戦略的キャリアチェンジをお勧めするたったひとつの理由
キャリアチェンジというとみなさんはどんなイメージがあるでしょうか。
やりたくない仕事をやらされてキャリアの一貫性が途切れると思う人もいれば、新しい仕事ができると喜ぶ人もいるかもしれない。
ちなみに私はキャリアチェンジ賛成派で、私自身、人生長いんだし、いろいろ新しいことやりたいと思っている。
ただ、今日は単に感情的にキャリアチェンジしてみたらっていう話ではなく、これからの時代を生き抜くためにも、戦略的にキャリアチェンジを行い、どこにいっても通用するビジネスパーソンを目指そうという話。
もちろん、ある世界の専門家を目指して、一点突破でそのスキルを磨きまくるというキャリア戦略もあるかもしれない。
でも、私はこれからの時代それは危険だと思っている。
弁護士や公認会計士といった専門性の高い資格を保有している人ですら、AIに仕事を奪われるかもしれないという時代である。
一つのスキルに全てを依存するというのは実に心もとない。。。
私が戦略的キャリアチェンジをおススメする理由は一つしかない。
今後の激動の世の中を生き抜くために必要な力は「変化対応力」しかないと思っているから。
その変化対応力というのは、実際に変化したことが無いと身につかない。
縦に、横に変化して、違いを体感することが大事。
縦と言うのはいわゆるマネジメント経験、横と言うのは業種や会社を変える転職もあれば、社内異動で職種、部署、エリア(転勤)、新サービスなどやったことないことへの変化もある。
同じことを、同じメンバーでやっていると短期的には生産性は一番高い。
やることもわかるし、お互い知っている仲間と仕事をするのは居心地がいい。
でも居心地がいい時点で、成長してないから危ないと思った方がいい。
特に若い時に居心地がいい環境で過ごすとアウトである。
戦略的キャリアチェンジ。
つまり、意図的に、やったことないことにチャレンジして、自分の持っていなかった力を身に付けていくこと。
当たり前だけど、これは非常に大変。
仕事も分からない、人も分からない、環境、ルールも違うという中で、今まで通りの活躍をするのはかなり難しい。
だからこそ、この変化の波を何度も超えてきた人は強い。
将来、何が武器になるかは分からないけど、「劇的に変化した経験」は間違いなく武器になる。
って思うんだよね。
ちなみにリクルートは育成目的で、キャリアチェンジを会社が意思を持ってやってくれて、若くてもいろんなチャレンジをさせてくれる会社。
なので、言い方を変えると会社がやってくれるので、リクルート社員のキャリア形成って受け身だったりするんだよね。
意外だと思うけど。。。