
【読書会レポート】スタートアップ的人生戦略とは?
こんにちは、ミライフのせじまです。
つい先日、代表のスケさん主催で「スタートアップ的人生戦略」の読書会を行ったので、そちらのレポートをお届けします!(”読んでこなくていい読書会”という非常に斬新なイベントでした笑)
この本の編集者の的場さんを囲んで、感想のシェアや、Q&Aを行いました。
スタートアップ的人生戦略は、そもそも「人はみな起業家である」という論からはじまります。ビジネスを起こすという意味ではなく「情報が乏しく、リソースが足りない中で、時間に追われながら判断を下す」という生きざまがまさしくスタートアップ的であるということです。
一瞬先は何が起こるか分からない。だからこそ絶えず適応を繰り返す必要がある。自分のキャリアの舵を取るためにも、「スタートアップの戦略を取り入れよう!」という本です。
強みの培い方、変化適応力、つながり、セレンディピティ、リスクの考え方、コラボレーションなどなどについて、かなり具体性を持って事例やTODOを書いてくれていて、明日から取り入れられるものばかりでした。
読書会での盛り上がりポイント
面白いことに、読書会に参加した方がたは全員がスタートアップ経験者ではありませんが、何かしら本に共感するところが必ずありました!読書会の中ではこんな話で盛り上がりました。
- 強みをつくる・気づくには
本の中では「時代に左右されないソフトスキル(考え方、行動、心の習慣)を持とう」という話がありました。どうやったらそれに気づけるのか?という問いに「フィードバックを自らもらいに行くことが大切」というお話がでました。本の中でも、信じられる人3人に自分の強みを聞こう、というおすすめもありました。 - つながりをつくるには
リンクトインの創業者が書いた本ということもあり、つながりの作り方についてはかなり具体的な示唆がありました。読書会の中でも、仕事だけじゃなくプライベートの場で思い出す機会を持ってもらうことが、巡り巡って仕事の機会につながる、というお話もでました。 - チャンスをいかに手に入れるか
これからのキャリアは一本の軸だけではなく、複数の仕事や収入源を組み合わせる「ポートフォリオ・キャリア」になっていくと書かれています。ではどうやって新しい機会(転職・副業・兼業など)に出会うのか?今回の読書会の中では、「セレンディピティ待ち」というキーワードが生まれました。笑 *セレンディピティ:偶然の産物や、予想外の発見のこと。
- 安くていいからもいいから、自分の強みや得意をあえて封印して仕事をうける
- セレンディピティを受け取る時間を決めてしまい、あえてやることは他の人に決めてもらう
- 好き嫌いを気にせず、嫌だなと思うこともあえてやってみる(意外と好きになることも全然ある)
「あえて」を設計することで、セレンディピティを呼び込むことが出来るよね…という学びにつながりました!
繰り返しになりますが、変化適応のための具体的なtipsがふんだんに盛り込まれた本でした。新しいことに挑戦してみたいけど、リスクを考えると足踏みしてしまう…そんな方の背中をぐっと押してくれる本だなと思いました!ぜひ転職を考える際にも、読んでみてほしい一冊です♪
むすび