キャリアに迷うあなただから、紹介したいエージェントがいる。 欲張りな自分を肯定し想いを引き出してくれた「心に響く問いかけ」とは?
キャリアに悩んだ時に相談する人はいますか?自分のことをよくわかってくれている友人や同僚、先輩、上司が紹介してくれる人なら、安心してキャリアの相談をすることができるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、ミライフのキャリアサポートを受けて転職活動を行ったうえで、東京から静岡への移住と独立開業の道を選んだ岩崎さん。
そして約1年後、岩崎さんのご紹介でミライフのキャリアサポートを受けて転職活動を行い、人材・情報通信サービス企業様への入社を決めた星さんのお二人です。
お二人は同じIT企業の異なる部署で同時期に働き、交流を深められてきた仲です。先に、岩崎さんが会社を離れた後も、時々飲みに行き近況報告をし合っていました。
岩崎さんはどのようなプロセスで独立開業を決断したのでしょうか。また、岩崎さんの紹介で菅野と面談した星さんは、どのようなプロセスを経て転職活動を成功させたのでしょうか?
ミライフキャリアデザイナーの菅野とともに、お二人のお気持ちの変化やキャリアの軌跡を振り返ります。
画面左上が岩崎さん、右上が星さん。
「傾聴120%の面談」全てを受け入れてくれるからこそ、ありのままの自分の気持ちを共有することができた
ーーまず、岩崎さんと、星さんのこれまでのキャリアを簡単に教えてください。
岩崎さん:大学卒業後に中小の広告代理店でキャリアの前半を過ごしました。後半はIT企業でサービス開発やカスタマーサクセス領域での経験を深めていきました。
その後、ベンチャー企業でカスタマーサクセスやPR業務を経て、現在フリーランスとして事業会社のサービス推進やプロジェクト開発のサポートをしながら、個人向けのパーソナルコーチとしても活動しています。
星さん:私は大学卒業後、地元の銀行で4年ほど個人向けに金融商品の営業を経験しました。その後、IT企業でマーケティング支援や新規サービスの営業をトータルで11年ほど経験し、今回転職に至りました。
2社目のIT企業に勤めている時に、近くの部署で勤めていた岩崎さんと出会い、飲み友達になりました(笑)
ーー岩崎さんは、菅野と面談をしてみての印象はいかがでしたか。
岩崎さん:菅野さんとお話しした時は、ベンチャー企業に勤めていました。会社でいろんなことがあって、「人生をゼロからやり直したい」「仕事も暮らしも一気に変えてしまいたい」との気持ちが強くて、転職と同時に移住も控えているタイミングでした。
当時はなんとかして転職を決めたいとすがるような思いだったので、菅野さんだけではなく複数の転職エージェントの方に話を聞いてもらいました。
菅野さんは、ざっくばらんに話を聞いてくれました。具体的なキャリアの方向性についても話しながら、企業もご紹介いただき、面接設定もしていただきました。
一方で、転職活動を進める中で湧いてくる「モヤモヤとした感情」はなかなか無くならずその都度、赤裸々にメッセンジャーで共有させていただきました。
そのやりとりの中で菅野さんは、私の本質をキャッチしてくれたと感じています。
ーー「モヤモヤとした感情」は、他のエージェントの皆さんにも共有されたのですか?
岩崎さん:いいえ、菅野さんにしかお伝えしなかったです。菅野さんの面談だけは、傾聴120%だったんです(笑)
今どんなことを思っているのか、素直に言葉にしても否定することなく受け止めてくれました。
「どんな道があるかを一緒に探していきましょう」というスタンスで話を聞いてくださるので、私の心の奥にしまっておいた気持ちも含めて全て伝えてみようと思えたんです。
他のエージェントの方もこちらの希望を聞いてくださるんです。
ただ、希望を伝えても、「岩崎さんは欲張りですね」と言われてしまって……。どんどん希望をそぎ落としていって、最小限の要望に狭められていくような経験をしたんです。
伝えたいことを伝えても受け止めてもらえないという経験で心が折れてしまって、気持ちをオープンにすることをやめてしまいました。
「仕事だけが人生ではない……」転職は目的ではなく手段のひとつ。狭くなっていた視野を広げてくれた、キャリアデザイナーからの問い
ーーそこから、どのような流れで独立開業へと向かうのですか?
岩崎さん:菅野さんが投げかけてくださった問いがターニングポイントとなりました。
「今、転職を前提に活動されていると思うんですが、転職はあくまでも手段です。岩崎さんが本当に人生で叶えたいことってなんでしたっけ?」というものです。
当時所属していたベンチャー企業は、期限を決めた上で仕事をしながら転職活動を行うことを認めてくれていたんです。
とはいえその期限が迫り、転職活動がうまくいかず焦っている中で、菅野さんからこのメッセージをもらったときには「転職したいと言ってるじゃん!」と噛みつくようなメッセージもお送りしました(笑)。
でもその後、じわりじわりとその言葉が響いてきました。
転職活動を諦めるというより、「もうちょっとフラットに転職以外の可能性を考えてみてもいいのかな」と思えるようになったんです。
ちょうど視野を広げ始めたタイミングでとある企業様より業務委託の声をかけていただき、「食べることには困らなさそうだ」という確信が持てたことで、独立開業することを決めました。
菅野:新しい未来に向けて、移住までして「これまでできなかったことを実現していきたい」と言っている岩崎さんが、「仕事」に関してだけは、これまでの価値観で決めようとしていると矛盾を感じたんです。
当時の岩崎さんは、自分の未来を掴むには東京で転職するしかないと考えているように感じたので、敢えて転職以外のことを投げかけさせていただいたことで、信頼いただけたのかなと思います。
岩﨑さんからすると嫌なことを言われるわけなので、ドキドキしながらの問いかけでしたけどね(笑)
ーー菅野がサポートさせていただいた中で、具体的にはどんなことがご自身への気づきにつながりましたか。
岩﨑さん:私の人生のベストの選択をアシストしてくれたという感じです!
「仕事だけに限らず、何が岩崎さんにとっての幸せってなんでしょうか?」という大きな問いを投げかけてくれました。それまでの私は、目の前の仕事を決めることしか考えていなかったんです。
これからのありたい姿を仕事だけで考えるのではなく、仕事とライフのバランスにおいて自分にとって居心地の良い状態について考えるようになりました。
菅野さんに視野を広げていただいて、仕事だけが人生ではないよね……と気づけたんです。
その後は、私が転職ではない道を選択したため、菅野さんとの連絡を密にとることはなく過ごしていました。
ーー岩崎さんが星さんに、菅野を紹介いただいたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
岩崎さん:星さんから1年ぶりに「最近どんなお仕事してるんですか?」とDMが届いたことがキッカケです。
友達も多く、相談できる相手も周りにたくさんいる星さんが私に連絡をくれるくらいだから、相当キャリア迷子になっているんだろうなと感じました(笑)。
それであれば一般的な転職の話をするよりも、「私がキャリア迷子だった時に助けてもらった菅野さんがいる!」とすぐに顔が思い浮かび、星さんに紹介しました。
明確に歩みたいキャリアやビジョンがある人であれば、菅野さんじゃなくても効率良く転職活動をサポートいただける人もいると思います。
でもキャリア迷子の場合は、「自分がどうありたいのか……」というフンワリとした思いを言葉にするところから、解像度を上げながら伴走してくれる人でなければ、前に進めないのではないかと思ったんです。
ーー岩崎さんが星さんに、菅野を紹介いただいたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
星さん:2社目のIT企業を家族の事情で2年半休職してイギリスで過ごしました。
帰国後、復職して数カ月経つ頃に岩崎さんに連絡しました。イギリスにいた時は、復職後のキャリアについてやりたいことがあったはずなのに、実際に復職してみると「これでいいのかな……」と、モヤモヤとした気持ちが湧いてきたんです。
そんなときに岩崎さんのインスタを見ていたら、すごく充実した毎日を送っていらっしゃる印象を受けたんです。
何度か転職も経験されていて移住もされていることから、一度話を聞いてみたいなと思いました。
信頼する人が紹介してくれたエージェント。ミライフとの転職活動を通して見つけた「新たなキャリアの扉」
ーー岩崎さんから菅野を紹介された時の星さんのお気持ちはいかがでしたか?
星さん:岩崎さんが勧めてくれる人なら間違いないと思い、すぐに紹介をお願いしました。当時のメールを見返すと、菅野さんの自己紹介noteも送ってもらっていますが、実は読んでいなかったです(笑)
それくらい、尊敬している岩崎さんがお世話になった方であれば間違いない、ぜひお話ししたいと思いました。
ーー岩崎さんから菅野を紹介された時の星さんのお気持ちはいかがでしたか?
星さん:他のエージェントともお話しをした上で、菅野さんとはちょっと遅れて相談をさせていただきました。菅野さんとの初回の面談は他のエージェントとは全く違いました。
他のエージェントでは、最初の面談で具体的な企業を紹介され、「書類選考もどれくらい通過するかわからないから◯社は応募した方がいいです」というお話しもありました。
まだ自分が何をしたいのかもわかっていないタイミングだったので、紹介された企業についても全く興味が湧かず戸惑ってしまいました。
菅野さんとの面談はコーチングを受けているような感じでした。
思っていることや今後どういう生活をしていきたいとか、全くまとまっていない自分の気持ちを全部引き出してくれたんです。私の2、3歩先を理解して言葉にして返してくださるような面談でした。
女性としてのキャリアや、日本のために働きたいこと、趣味のキャンプやアウトドアのことなど、本当にいろんなことを話しました。
菅野さんの面談は、選択肢を絞るというより、今自分の中にあるものを全部引き出してくださる感じがしました。
否定することなく全て受け止めてくれるので、難しいとは思いながらも、「興味のあることを仕事にするのはどうだろうか……」など、自分の欲望をそのまま菅野さんにお伝えすることができました(笑)。
他のエージェントさんでも、例えば女性としてのライフプランを考慮しながら親身にサポートしてくださる方もいました。でも、私自身が欲張りなので、それだけでは満足することができなかったんですね。
ーー星さんは、転職活動を終えて、ミライフのサービスにどのような感想をお持ちですか?
星さん:転職活動を始めた当初と比べて、自分自身が実現したいキャリアが大きく変わりました。
最初はライフイベントを考慮した働き方や給与条件を優先した転職先を希望していました。
でも、いろんな企業と面接でお会いさせていただく中で、「自分でキャリアを選べるようになりたい。その為にも、もっと自分のキャリアを強くしたい!」と考えるようになったんです。
菅野さんが私の思いを受け止めてくださる中で、これまで経験してきた営業以外のポジションにも応募してみたからこそ、湧き上がってきた感情ではないかと思います。
最後は、自身で応募していた企業とミライフ経由で選考を受けていた人材・情報通信サービス企業様から内定をいただき迷いました。
菅野さんは、私が納得いくまで話を聞いてくれて、両社について情報を整理をしてくれました。内定後に企業との面談も調整してくださったことで、不安を残すことなく決断することができました。
ーー岩崎さんは、ミライフのサービスにどのような感想をお持ちですか?
岩崎さん:エージェントからすると企業も顧客だと思うので、求職者側も受け入れなければならないこともあると思うんです。でも、ミライフは全力で私たちのような「人」の幸せをまず第一に考えてくれる印象を持ちました。
ーー最後に、ミライフをどんな人にお勧めしたいですか?
岩崎さん:キャリア迷子さんですね(笑)
何をしたらいいかわからないとか、自分がどうしたいのかを言語化できていない人にはミライフをお勧めしたいです。と言っても、自分のやりたいことが明確になっている人の方が稀です。
今置かれている環境にモヤモヤしている人は、実は、たくさんいるのではないかと思います。
より良い人生を歩むためにキャリアを真剣に考えたいけど、一歩踏み出せないでいるような人の拠り所になるのではないかと思います。
星さん:岩崎さんの言う通りです。私自身もキャリア迷子だったところを菅野さんに助けていただいたので……(笑)
家族やライフイベントなど、いろんな事情で転職しなければならなくなった人もすごくキャリアに迷うと思うので、ミライフを紹介したいですね。
菅野:岩崎さんとこうしてご縁が繋がっていることも嬉しいですし、大切なご友人の星さんを紹介いただき、転職をサポートをさせていただけたことも本当にありがたいです。
今日お二人とお話していて、「欲張り」ってすごく大事なキーワードだなと思いました。僕自身も欲張りなんです(笑)
自分のやりたいことは、できるだけ大事にしたいですよね。ミライフが会社として実現していきたいと思っていることを、サービスへの感想としていただけたので、自信を持ちつつ、もっとミライフとしても頑張っていきたいと思いました!
あとがき
ご自身を「キャリア迷子」だったと語られる岩崎さん。星さんから連絡をもらった際に、すぐにキャリアデザイナー菅野の顔が浮かんだそうです。
星さんは菅野との転職活動を通して、これまで考えたことのなかったキャリアへの挑戦の第一歩を踏み出しました。
「僕自身も欲張りなんです」と語るキャリアデザイナー菅野だからこそ、仕事だけではない欲張りな人生を実現していくためのサポートができるのではないでしょうか。
「転職実現」を目的に、優先順位をつけて希望を狭めていくのではなく、希望を全部引き出した上で、「どんな人生を送りたいのか」を考えながらのキャリアデザイナーと歩んでいく転職活動では、辿りつける場所が大きく変わりそうですね。
「欲張りな自分も受け止めてもらいながら、いっしょにキャリアの道筋を立てていきたい」という方、周囲に思い当たる方がいる際のミライフへのご相談、ご紹介もお待ちしております!
担当キャリアデザイナー菅野の自己紹介noteもぜひご覧ください。