<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=342570684602385&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">
育休中の転職は不利?後悔しない進め方と給付金・保育園の注意点 サムネイル画像

育休中の転職は不利?後悔しない進め方と給付金・保育園の注意点

公開日: 2026.07.15

育児休業という期間は、日々の業務から少し離れ、自分自身のライフスタイルや今後のキャリアについて深く考えるきっかけになることが多いものです。新しい家族を迎え、これからの働き方や生き方を見つめ直した結果、現在の職場環境を変えて新たな一歩を踏み出したいと考えるのは、決して珍しいことではありません。

もちろん、「今の会社に復職して、新しい働き方を模索する」という決断も立派なキャリアの選択肢です。仕事は人生の一部であり、自分らしい生き方を実現するための大切な要素だからこそ、ライフステージの変化に合わせて、ご自身が最も納得できる働き方をアップデートしていくことが大切です。

しかし、いざ育休中の転職を考え始めると、「育休中という状況が選考で不利になるのではないか」「会社に迷惑をかけてしまうのではないか」といった不安が頭をよぎるかもしれません。さらに、育児休業給付金の受給条件や、保育園の入園・継続に関する自治体のルールなど、生活の基盤に関わる現実的な問題も存在します。

この記事では、育休中の転職活動に関する基本ルールから、後悔のない選択をするための注意点、そして自律的に理想の未来を描くための具体的なステップを丁寧に解説していきます。企業側の視点も踏まえながらしっかりと準備を進めれば、育休中の転職は、あなたらしいキャリアの可能性を大きく広げる良い機会となります。

 

育休中の転職は違法?まずは知っておきたい基本ルール

育休中に転職を考えたとき、多くの人が最初に抱えるのが「そもそも育休中に転職活動をしても法的に問題はないのか」「お休みをいただいている会社に対して不義理になるのではないか」という不安です。本来、育児休業は元の職場への復帰を前提とした制度であるため、罪悪感を覚えてしまう方も少なくないでしょう。

ここでは、法律上の扱いや、企業側の受け止め方を踏まえた円満退職に向けた基本的なマナーを解説します。

結論:育休中の転職活動は法律的に問題ない

結論からお伝えすると、育休中に転職活動を行うこと自体は、法律で禁止されているわけではなく問題はありません。育児休業は労働者の正当な権利であり、その休業期間中に自分自身のキャリアを見つめ直し、次のステップに向けた情報収集や応募などの活動をしてはならないという規定は存在しません。

ただし、ここで一つ気をつけておきたいのは「企業側の視点」です。会社はあなたの復職を前提として人員配置の計画を立てており、業務のカバー体制を組んでいます。また、企業によっては就業規則において、休職中の兼業や競合他社への転職活動に関する規定を独自に設けている場合もあります。法律上は問題なくても、現在の会社のルールを確認しておくと、より安心して選択肢を検討できるでしょう。

「裏切り者」だと思われない?円満退職に向けたマナー

休業をサポートしてくれている会社や、業務をカバーしてくれている同僚に対して申し訳ないという気持ちが湧くのは、とても誠実で自然な感情です。お互いにとって気持ちの良い形で次のステージへ進むためには、企業側の事情に配慮した対応が望まれます。

会社側からすれば、復職直前になって急に退職を告げられると、後任の採用や業務の再配分が間に合わず、現場に負担がかかってしまいます。そのため、現在の環境に関する課題感や個人的な事情を一方的に伝えるのではなく、あくまで「これからの自分らしい生き方を考えた結果、新しい環境で挑戦したい」という前向きな理由を丁寧に伝えることが大切です。これまでの感謝の気持ちを真摯に伝える姿勢が、円満な退職へとつながっていきます。

会社に転職を検討していることが知られてしまう主なケースと対策

育休中に転職活動をしていることが現在の会社に意図せず知られてしまうケースとして、SNSでの発信や、業界内の知人経由で噂が広まってしまうことが挙げられます。また、転職サイトなどに登録したレジュメ情報が、現在の勤務先の採用担当者の目に触れてしまう可能性もゼロではありません。

企業側は復帰に向けた準備を進めていると考えているため、別の場所で活動していると知った場合、信頼関係に影響が出る恐れがあります。これを防ぐためには、SNSでの発信を控えることや、求人サイトを利用する際に「企業ブロック機能」を確実に設定し、現在の勤務先から閲覧できないようにするなどの配慮が有効です。

 

転職で後悔しないために!事前に確認すべき3つの注意点

育休中の転職には、特有の確認すべきポイントが存在します。特に、育児休業給付金の受給、保育園の入園や継続に関する問題、そして新しい職場での子育て支援制度の適用については、これからの生活基盤に直結します。

自律的に理想の未来を描くためには、現実的な足元もしっかりと固める必要があります。ここでは、必ず押さえておくべき3つの注意点を解説します。

1育児休業給付金はいつまで貰える?打ち切り条件

育児休業給付金は、雇用保険から支給される手当であり、大前提として「育児休業を取得している会社に在籍していること」が受給の条件となっています。そのため、給付金が支給されるのは、現在在籍している会社の退職日までとなります。

退職日の翌日以降は育児休業の資格を失うため、たとえ子どもがまだ1歳になっていなくても、給付金はそこで打ち切りとなります。現職の退職日から新しい会社の入社日までの間に空白の期間が生じる場合、その期間中の給付金は受け取れません。資金計画を立てておくことが、安心して新しいチャレンジに向かうための土台となります。

2【重要】保育園の内定取り消し・退園リスクと自治体への確認

育休中の転職において、最も慎重に確認しなければならないのが保育園に関する問題です。保育園の入園選考は、保護者の就労状況などを細かく点数化して行われます。転職によって雇用形態や勤務時間が変わるとこの点数が変動し、保育園の内定が取り消されたり、すでに上の子が在園している場合は退園となったりするリスクが潜んでいます。

特に注意が必要なのは、退職から次の入社までに期間が空いてしまうケースです。この場合、自治体からは「求職中」という扱いになり、点数が下がる自治体がほとんどです。転職を考え始めたら、必ず早い段階で自治体の保育担当窓口に直接確認してください。

3転職先で時短勤務が使えない?入社後の働き方の確認

新しい職場で時短勤務制度を利用したいと考えている方は多いでしょう。しかし、ここで注意すべき法的ルールがあります。育児・介護休業法では、企業が従業員代表と「労使協定」を結んでいる場合に限り、「入社1年未満の労働者」を時短勤務制度の対象外とすることが認められています。

そのため、企業(労使協定の有無)によっては入社直後は時短勤務を利用できないケースがあります。一方で、法律を上回る柔軟な制度を独自に設け、入社直後から時短勤務を認めている企業も存在します。

転職先で確実に時短勤務を希望する場合は、内定承諾前の面接やオファー面談の場で、人事担当者に「労使協定の有無」や「入社直後からの時短勤務の可否」をしっかりと確認することが、入社後のミスマッチを防ぐ重要なステップとなります。

 

不安だけじゃない!育休中に転職活動をする3つのメリット

ここまで注意点をお伝えしてきましたが、日々の業務から一時的に離れているからこそ、冷静に自分自身の生き方やキャリアと向き合うことができるという、この時期ならではのメリットも存在します。

  • 子育てと仕事を両立しやすい職場環境が見つかる

子育てを経験することで、これからの自分が働くうえで何が本当に重要なのかが見えてきます。自分がどのぐらい仕事に時間を使えるかや、リモート勤務の可否、フレックスタイム制の有無といった制度面の希望条件も明確に浮かび上がってくるでしょう。自分がどうありたいかを基準に企業を探すことができるため、無理なく両立できる環境を見つけやすくなります。

  • キャリアの方向性をじっくり考え直す時間が確保できる

日々の業務に追われていると、長期的な視点でキャリアを考える余裕を持つのは難しいものです。育休期間は、これまでのキャリアを棚卸しして、自分自身の未来を客観的に見つめ直すための貴重な時間となります。仕事と生活を切り離すのではなく、人生全体を俯瞰してキャリアプランを再構築する絶好の機会と言えます。

  • 現職の業務引き継ぎが最小限で済む

育休に入る前には、すでに後任者への引き継ぎが完了しており、業務はあなたがいない状態で回るよう体制が整えられています。もし一度復帰してから退職となると、再度業務を引き継ぐ作業が発生し、会社側にも負担がかかります。育休中の退職であれば、比較的スムーズに移行でき、双方の実務的な負担を抑えやすいという側面があります。

 

育休中の転職を成功させる!具体的な5ステップ

自分がどうありたいかを問い直し、自己分析から条件確認までを丁寧に行うことで、理想の未来へと近づくことができます。

  • ステップ1:自己分析とキャリアプランを明確にする

まずは「自分はなぜ転職したいのか」「どのような人生を実現したいのか」を徹底的に深掘りします。その際、「本当に環境(会社)を変える必要があるのか、現在の会社での働き方を変えたいだけなのか」と問いかけてみることも大切です。現職での部署異動や働き方の交渉で希望が叶うのであれば、無理に転職をする必要はありません。その上で、譲れない条件を整理し、ブレない軸を定めることが土台となります。

  • ステップ2:転職活動中の子どもの預け先を確保する

面接などの際に、目の前の対話に集中できるよう、子どもを安心して預けられる場所を事前に確保しておくことが重要です。ご家族との連携や、自治体の一時保育、民間のベビーシッターサービスなどを調べ、複数のバックアッププランを用意しておくと安心です。

  • ステップ3:子育てに理解のある企業の求人を探す

制度が整っているだけでなく、実際に子育てに理解のある風土を持つ企業を見つけることが重要です。採用ページでの情報収集に加え、転職支援のパートナーに相談することで、求人票の文字面だけでは読み取れない、現場のリアルな雰囲気や企業側の期待値を知ることができます。

  • ステップ4:面接で好印象を与える「育休中の転職理由」の伝え方

面接では必ず「なぜ復職ではなくこのタイミングなのか」が問われます。ここでのポイントは、徹底して前向きなトーンで伝えることです。自身の理想とする未来と企業のビジョンを結びつけ、新しい職場でどう貢献できるのかを具体的に語ることで、自律したプロフェッショナルとしての印象を与えることができます。

  • ステップ5:内定獲得後に労働条件をしっかり確認する

入社を決断する前に、給与や勤務地はもちろん、時短勤務制度の利用可否などを書面(労働条件通知書など)で細かくチェックしましょう。また、企業側が期待している役割と、自分が提供できるパフォーマンスにズレがないか、率直にすり合わせを行っておくことが重要です。

 

円満退職へ!会社への退職の伝え方と最適なタイミング

次のステップが決まったら、現在の会社への申し出が必要です。企業側も社員の入れ替わりは起こり得るものとして理解していますので、相手の状況を思いやった誠意ある伝え方を心がければ、円満に退職することは十分に可能です。

  • 退職を伝えるベストなタイミングは復職の1〜2ヶ月前

まずは会社の就業規則にある「退職申し出の期限」を確認することが大前提です。企業側は復職を見越して人員配置を計画しています。会社側が新しい人員の確保などを行う十分な時間を確保できるよう、一般的には復帰予定日の1〜2ヶ月前には上司や人事担当者に伝えるのがマナーとされています。

  • 角が立たない退職理由と誠意ある伝え方の例文

退職理由を伝える際は、「自分自身の人生を考えた上での前向きな決断であること」を軸にし、可能であればオンライン面談などで直接言葉で伝えると誠意が伝わります。

「お時間をいただきありがとうございます。大変心苦しいのですが、〇月末をもって退職させていただきたいと考えております。育休期間中にこれからの自分自身のキャリアや家族との生活についてじっくりと考えた結果、新しい分野へ挑戦したいという気持ちが強くなりました。お休みをいただきサポートしてくださっていたにもかかわらず、このような形となってしまい誠に申し訳ありません。これまでご指導いただいたことには、心から感謝しております」

  • 有給休暇の消化や必要な手続きを確認しよう

退職に向けた話し合いが進んだら、残っている有給休暇の扱いや、離職票・健康保険資格喪失証明書・源泉徴収票といった書類の受け取り時期についても確認しておきましょう。これらの書類は次の会社への入社手続きなどに不可欠です。

 

育休中の転職に関するよくある質問

Q. 育休中と復帰後、転職するならどちらのタイミングが良いですか?

それぞれの状況によって異なり、両方にメリット・デメリットがあります。 育休中は、業務のプレッシャーがなく面接の時間を調整しやすいのが強みです。一方、復帰後の転職は「働きながら子育てをしている」という実績を企業側にアピールでき、両立の覚悟が伝わりやすい点が評価されます。 また、「今の会社に留まり、働き方を工夫しながらキャリアを積む」という選択肢も当然あります。自分にとってどの道が一番無理なく理想を描きやすいのかを、フラットに見極めることが大切です。

Q. 育児休業給付金をもらいきってから転職することは可能ですか?

制度の仕組み上、給付金を上限まで受け取ってから転職活動を始めること自体は可能です。ただし注意しなければならないのは、退職後、次の転職先が決まるまでの間は「失業状態」となることです。失業手当(基本手当)は、自己都合退職の場合は一定の給付制限期間があるため、すぐには受け取れません。無収入の期間が発生するリスクを考慮し、事前の資金計画を綿密に立てておく必要があります。

Q. 面接で育休中であることを隠して転職活動を進めるのはNGですか?

現在育休中であることを意図的に隠して選考を進めることはおすすめしません。後になって入社時期の調整や保育園の都合で辻褄が合わなくなり、虚偽の申告と見なされてしまうリスクがあります。企業は誠実さも評価しています。現状を正直に伝えつつ、新しい環境で挑戦したい意志と両立に向けた準備ができていることをアピールする方が、はるかに建設的です。

 

まとめ

育休中のキャリアの再考は、自身の人生と仕事のバランスを見つめ直し、自分らしい働き方を再定義するための素晴らしい機会です。転職という道を選ぶにせよ、現職で新しい働き方を模索するにせよ、自律的に理想の未来を描くための第一歩として捉えることが大切です。

もし転職という選択を取る場合は、給付金の終了タイミングや保育園の退園リスクなど、現実的な注意点の確認が欠かせません。十分な情報収集を行い、自己分析を経て、後悔のない選択をしていきましょう。

 

未来のキャリアを一緒にデザインする「ミライフ」へ

miraif-1

もし今、あなたが「育休が明ける前にこの先の働き方を決めたいけれど、何から手をつければいいのかわからない」「転職すべきか、現職に残るべきか迷っている」と一人で悩んでいるなら、ぜひ一度ミライフにご相談ください。ミライフは、単なる求人紹介を目的とするのではなく、あなたの人生(ライフ)をより良くするためのパートナーとして、100%求職者の方に寄り添ったキャリア支援を行っています。

「転職ありき」ではないからこそ、あなたの価値観や理想の生き方をじっくりと深掘りするために、ミライフでは【AI×人】の二つのアプローチをご用意しています。

  • if AI(未来を言語化するAI)独自の思考整理ツールが、あなたの心の奥にあるモヤモヤを対話で解きほぐし、大切にしたい価値観を視覚化します。
  • プロの「キャリアデザイナー」AIが導き出したヒントを基に、血の通った対話を通じて、市場価値だけでは測れない「あなただけの可能性」を引き出します。

効率や数値だけを追い求める転職ではなく、あなたの「ライフ」がより輝くための選択を、納得のいく答えが出るまで一緒に見つけ出します。「今の自分の現在地」を確認したその先に、あなたらしい未来を描くための準備を、ミライフの面談から始めましょう。

url

 

今日からできる!キャリアを考え始めるための3ステップ

  1. 「自分と家族にとっての優先順位」を書き出す
    勤務時間、リモートワークの有無など、絶対に譲れない条件と妥協できる条件を整理します。

  2. 保育園や自治体のルールを調べる
    「求職中」の扱いや点数変動について確認し、リスクを事前に把握します。

  3. 第三者にモヤモヤを話してみる
    「どう生きたいか」を一緒に考えてくれるキャリア支援のプロに相談し、客観的な視点を取り入れます。

「まだ転職すると決めたわけじゃない」と遠慮する必要はありません。モヤモヤとした状態のまま、まずはミライフのカジュアル面談であなたの想いを聞かせてください。後悔のない未来を、一緒にデザインしていきましょう。

まずはカジュアルにお話ししませんか?

「まだ何も決まっていない」「相談するほどの内容じゃないかも……」と遠慮する必要はありません。モヤモヤとした状態のまま、まずはミライフの面談であなたの想いを聞かせてください。

私たちは、あなたが「自分らしいキャリア」を一歩踏み出せるよう、全力でサポートします。ぜひお気軽に、カジュアル面談へお申し込みください。ミライフと一緒に、後悔のない未来をデザインしていきましょう。

url


株式会社ミライフ

 「働く、生きるを、HAPPYに」 をミッションに掲げる、少数精鋭のキャリアデザイン集団。転職ありきではない本質的なキャリア相談と、最新のAI技術を融合させた革新的な支援スタイルが特徴。思考の霧を晴らし、自律的に理想を描き出すユーザーの生涯のパートナーとして、多くのビジネスパーソンをサポートしています。


監修者プロフィール

菅野隼人
株式会社ミライフマーケティング担当/ExecutiveCareerDesigner

スクリーンショット 2025-11-14 144130

京都大学教育学部にて臨床心理学・認知心理学を学んだのち、新卒で株式会社ポケモンに入社。その後、7社10職種を経験。

  • デジタルマーケター向けSaaSのカスタマーサクセス
  • VR・MR領域のイベント企画・事業開発
  • 法人営業向けSaaSのマーケティングマネージャー・ビジネス部門責任者など、複数の業界・業種で確かな実績を残す。

ミライフでは、人事を含む多彩な職種経験、数名規模のスタートアップから数百名規模の企業までの幅広い就業経験、そして業界・業種をまたぐ自身の転職経験をフルに活かした「異色キャリアデザイナー」として活躍中。多様な視点から、個人の本音や理想を引き出す伴走支援を得意としています。

url

 

 

ミライフは100%個人起点のエージェントです。

個人の状況やお気持ちに合わせて、柔軟に面談をしていきますので、安心してご相談ください。