Special Story

2018/03/09 Special Story

会社選びの当たり前を変える!「いい人材が集まる、性格のいい会社」出版ストーリー

2017年1月末に初の著書となる「いい人材が集まる、性格のいい会社」を出版したミライフ代表の佐藤雄佑。

リクルートに勤めながらも、日本の就職活動における大手企業神話に違和感を持っていました。

今回は「性格のいい会社」とは何か、会社選びの新基準についてひも解きます。

 

まさに偶然!?「性格のいい会社」出版ストーリー

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▲早稲田大学ビジネススクールで出版イベントを開催した時の佐藤

 

出版のキッカケは、佐藤が早稲田大学ビジネススクール在学中に同じゼミの先輩から、

ビジネス書などの出版を手がけるクロスメディアパブリッシング社長の小早川幸一郎さんを紹介されたことでした。

論文の執筆も控えており、本を出すつもりはありませんでしたが、せっかくだからと打ち合わせに臨んだ佐藤。

もし本を出す機会があるなら、自分の経験をベースにキャリアか育休の話を書きたいと思っていたものの、先方の反応はイマイチ。

2時間ほどディスカッションして、打ち合わせが終わりかけた時に、「で、佐藤さんは何をしてきた人なの?」と聞かれ、「いやいや、人事ですよ。リクルートがホールディングス体制になる際の分社、統合などを人事としてやってきました」と言ったところ、「じゃ、人事の本書いてくださいよ」との言葉が。

 

佐藤「人事というのは、社内でも人数が少ないニッチな部門なので、正直売れるイメージがありませんでした。売れないので止めたほうがいいと伝えたんですが、“専門的な本の方がターゲットに刺さるので、むしろニッチがいい”と言われたんです。そこで出したコンセプトが“性格のいい会社”でした」
小早川さんから「まずは目次を書いてみて」と言われ、よく分からないまま目次を書いて送ると、「いいね、次は1章を書いてみて」「2章書いてみて……」と一気に3章まで書き上げた佐藤。

途中、何かアドバイスされるわけでもなく、特に契約書も何もなかったため、本当に出版されるのか分からないまま書いていきました。

さすがに不安になって小早川さんに本当に出版されるのか聞いたところ、「もちろん、出版されますよ」と。

 

しかし、手探りで書いていたため、このまま出版されては困ると思った佐藤は、小早川さんに相談。

すると「3章まで書いてみて、ご自身ではどう思いますか?」と逆に質問されました。

自分の想いや言いたいこと、考え方はほぼ網羅できていたものの、事例がないと読みにくいと感じていたため、それを伝えると「じゃあ事例を入れましょう」ということに。

佐藤「そんな風にトントン拍子に進んでいきましたが、起業して、大学院の修士論文を書きながら本の執筆をしていたので、ピークの2016年12月は死にそうなくらい大変でした。

他の人には絶対にオススメしません(笑)。

でも、起業1年目のコンセプトは“やったことのないことをやってみる”だったので、大変だったけどチャレンジして良かったと思っています」

 

若い人の企業選びは「働きがい」を重視する時代になっていく

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▲性格のいい会社の考え方

 

佐藤の考える「性格のいい会社」の定義は、人に対する考え方(人材ポリシー)があって、「働きがい」と「多様な働き方」を提供している会社。働きがいは「ビジョン・成長・仲間」、多様な働き方は「マネジメント・生産性・柔軟性・個別性」で構成されます。これらの項目に沿って会社をチェックしていきますが、全部がそろっている会社はほとんどありません。その中で「自分が大事にしている項目が合っている会社がいい」と佐藤は言います。

 

特に若い人の企業選びは、“多様な働き方”よりも、“働きがい”を重視する時代になると思っています。

なぜなら、多様な働き方をするためには、働き方は自由でも、自律して結果にコミットすることが求められます。

つまり、「実力がないまま自由」という環境はかえって苦しいのです。

 

佐藤「若い人には、働きがいがあるかどうかに注目し、ビジョナリーで言っていることとやっていることが合致している会社、若いうちから仕事を任せてもらえて、優秀な仲間と切磋琢磨できるような刺激的な環境に身を置くのが成長の近道だとアドバイスしています」
一方で、佐藤は求職者側の視点だけでなく、企業視点からの知見も備えています。

佐藤は、リクルートを分社統合して、制度設計、組織設計などを含め人事企画として、リクルートキャリアという新しい会社をつくってきた経験があるためです。

また、エージェントビジネスを長くやっていると、どういう理由で人は会社を辞めるのか、またどういう会社に人が集まるのかということが、手に取るように分かるようになります。

 

「うちの会社はこうだから」と変なこだわりを持たず、「経営資源は“人”」であるとトップが本気で変わることにコミットする会社に人が集まる傾向があります。

それこそが、「性格のいい会社」をつくるスタート地点であり、「性格のいい会社」という本が生まれた背景なのです。

 

本当の安定とは、雇用の安定ではなく、どこに行っても通用する人になること

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▲性格のいい会社は、社員も、会社もHAPPYになる

 

本を出版した後、全国で「性格のいい会社」についての講演を行なってきた佐藤。

そこで耳にしたのが、「考え方は素晴らしいけど、うちの会社では無理です」という声でした。

「そんなことをやって利益が出るのか」「会社の業績が苦しいのに、柔軟に働かせたら売上が落ちる」と言われてしまうという声も多く聞かれました。

 

しかし、性格のいい会社というのは、社員を甘やかすとか楽をさせるということではありません。

必要なのは意識改革であり、ベンチャーだからこそ性格のいい会社を目指せる環境があると佐藤は言います。

 

佐藤「ベンチャーの方が個人が裁量を持って働けるので、大手企業より変えやすいはずなんです。ロジックとストーリーをしっかり伝えることさえできれば、ベンチャーの経営トップを動かすことは難しくありません」

また、「人々が本当の安定を得るためにも“性格のいい会社”をもっと増やしていきたい」と佐藤は語ります。本当の安定とは、雇用の安定ではなく、どこに行っても通用する人になることだと佐藤は考えているのです。

佐藤「優秀な人がもっと裁量持って、チャレンジできる環境に飛び込んでいく社会をつくりたい。そのためには、優秀な人を採用できる“性格のいい会社”をもっと増やしていきたい。その両輪を回すことにチャレンジしていきたい」
それが佐藤の実現したい未来なのです。

 

性格のいい会社ランキング発表&台湾版も出版

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▲2018年2月、「性格のいい会社」台湾版を発売

 

年功序列でゆっくりとキャリアを積むのではなく、若いうちからどんどんチャレンジする優秀な人を増やしていきたいと佐藤は考えています。

 

佐藤「人生100年時代と言われる中、働く年数より会社の寿命のほうが短いのが現状です。新卒からずっと同じ会社に勤務し続けたものの、40代で突然会社がなくなりでもしたら大変です。これからの時代は1社に長く所属してきたということよりも、何をやってきたか、どんな成果を出してきたかが求められますし、なにより変化対応力が必要になる時代です。その点では、1社のみの経験よりも、むしろ複数社経験している人の方が経験として強みになります」
たとえ大企業に入ったとしても、やりがいも裁量も持っていない、若いときにチャレンジできないまま居酒屋で愚痴を言っているとしたら、日本にとって大きな損失だと佐藤は言います。

それならば、ベンチャーで思いっきり裁量を持ってチャレンジしたほうが成長機会もあるし、結果として年収も上がるかもしれません。

 

優秀な人が若いうちにチャレンジできる環境にいないことが多いのが日本の現状です。

優秀な人だからこそ外見ではなく、中身で選んで「性格のいい会社」に入るという流れをつくりたいと佐藤は考えているのです。

 

ミライフでは就職・転職のための情報プラットフォームを運営するVorkers社と共同で、2018年2月に「性格のいい会社ランキング」を発表しました。

Vorkers代表の増井慎二郎さんと佐藤の出会いは、「従業員エンゲージメントを高めなければ離職は止まらない」という記事にある増井さんの考え方に佐藤が共感し、連絡を取ったのがキッカケでした。

その後、佐藤の本を読んだ増井さんから「一緒に性格のいい会社ランキングを発表しないか」と言っていただき、このランキングは生まれました。

 

また、2018年2月、「性格のいい会社」は台湾版も発売されました。

「会社の性格で選ぶ」という考え方が、日本だけでなく世界に広がってほしい。

そして、「性格のいい会社」自体がもっと増えてほしいと佐藤は願っています。

 

外見ではなく性格で選ぶというように、会社選びの当たり前を変えていきたい――佐藤の挑戦ははじまったばかりです。

安定した大手企業から「性格のいい会社」にチャレンジする人も徐々に増え、コンセプトに手応えを感じている佐藤。

ミライフは今後も「もしも未来が〇〇だったら(未来+if)」と考える理想未来を起点として、そこから逆算した非連続なチャレンジを支援していきます。

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2017年1月末に初の著書となる「いい人材が集まる、性格のいい会社」を出版したミライフ代表の佐藤雄佑。リクルートに勤めながらも、日本の就職活動における大手企業神話に違和感を持っていました。今回は「性格のいい会社」とは何か、会社選びの新基準についてひも解...

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