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元採用マネージャーが考える“面接”において大切なこと

こんにちは、ミライフの山岡です!今回は“面接”をテーマにお話していきます。

転職をするうえで、面接は切っても切り離せないものです。
私自身は、前職で採用担当もしていたので、「採用担当はどんなこと考えているのか?」をベースに面接時に意識してもらいたいポイントについて触れていきます!
 
 
■採用担当として意識していたこと
 
最近では構造化面接という言葉が使われることも増えてきて、
ある程度面接時に聞くべき項目が定まっている会社も増えていると思います。
構造化面接も目的は同じで、採用担当として一番なくしたいのは『ミスマッチ』です。
 
ミスマッチが起こると短期離職に繋がるケースも多く、候補者、企業の双方にとって良いことはありません。
では、ミスマッチを起こさないためにはどんなことが出来るのか?実際、私が面接時に意識していたのは大きく下記2点です。
 
①普段はどんな姿で仕事をしているのか?
②これまでどうやって仕事をしてきたのか?
 
それぞれ、具体的に考えていきたいと思います。
 
 
①普段はどんな姿で仕事をしているのか?
 
面接は合否が出る場でもあるので、緊張しますよね。
そして、想定質問に対して準備もしているケースも多いので、普段の姿とは異なる場合も多いと思います。
 
そこにコロナ禍が相まってオンライン面接が増えており、リアルで会うよりも得れる情報が少なくなっています。(実際、お会いしてみると印象が異なるケースは意外とあります)
 
それを踏まえて、面接時には普段の姿が見れるように面接の雰囲気づくりは大事にしてました。
 
特に初めての転職のケースだとどんなこと聞かれるのか?とドキドキしていると思いますが、
面接官も少しでも和やかな雰囲気を作ることで候補者もリラックスして話ができるように意識しています。
 
面接はジャッジされるので緊張すると思うかもしれませんが、
一緒にお互いのイメージが合っているかを確認する場だと考えると少しリラックス出来ると思います。
そうすることで、お互いに素の姿で話が出来て、企業と候補者の双方にとって経験、雰囲気、カルチャーが合いそうかを確認するための良い空間が出来ます
 
また意外と見ているのが、オンラインの背景や細かな仕草
特に背景においては、かなり生活感が出ているケースなどもあるので注意が必要です。
加点はなくても、減点要素にはなり得ます。
 
 
②これまでどうやって仕事をしてきたのか?
 
当然だと思われるかもしれませんが、どうやって仕事をしてきたのかはとても大事な要素です。
 
ちろん、実績も大事なのですが、目標は各社によって置かれ方が異なりますし、達成の難易度も異なってくるため、
その実績を生み出すための『行動』がとても大切になってきます。
具体的には、「日々の目標の立て方」「振り返り方」「(営業であれば)商談前の準備の仕方」「うまくいかないときのリカバリー方法」など。
 
個人的にポイントだと思うのは、周りをどれくらい巻き込んでいるかです。
もちろん、1人でやり切ることもあるとは思いますが、組織で働く以上周りと連動して動くことは不可欠です。
 
周りを巻き込むうえで、どんなコミュニケーションをしているのか、周りのアドバイスをどう行動に落とし込んてるかなどは、確認したいポイントの1つです。
 
候補者の立場に立つと、質問に対して「これも出来ます!」「あれも出来ます!」と答えたくなると思うのですが、採用側からすると「これは出来るが、あれは周りからサポートもらってやってきました、またそれはやったことありません」とリアルに伝えてもらえるほうが有り難いです。
 
それは冒頭で記載したミスマッチを起こさないためにということにも繋がりますし、採用側も組織なので「マネージャーがこの部分はフォローできるから大丈夫」「ここが出来るなら、別の部署のほうが良さそう」など、適材適所で判断することにも繋がります。
 
ここまで採用担当としての経験から、面接時に意識していたことを記載してきました。次にそれを踏まえて候補者として意識してほしいことに触れていきます。
 
 
 
■候補者の方に意識してほしいこと
 
面接の場においては、良く見せたいと思う方も多いと思いますが、
大事なのは“普段の姿を見てもらう”ことかなと思います。そのうえで、ミスマッチがない選択をすることが大切です。
 
そのうえで個人的に意識してほしいことは下記2点です。
 
①背伸びはせず、普段やってきたことを企業ニーズに合わせて伝えること
②逆質問は相手の部署や役職を踏まえた選択をすること
 
この2点についても具体的に記載していきます。
 
 
①背伸びはせず、普段やってきたことを企業ニーズに合わせて伝えること
 
上記した通り、面接においては内定を取得したいので背伸びして良く見せたいと思う場合も多いと思いますが、
良く見せた姿を評価されて入社すると、入社後に大変な思いをすることが多いと思います。
 
そのため、普段やってきたことをしっかり伝えることが大切なのですが、ポイントは企業のニーズに合わせることです。
 
ただ、ありのままを伝えるのではなく、企業が知りたいと思うポイントを想定して、
見せる側面を選択する”、“やってきたことを繋ぎ合わせる”ことが大事です。
 
例えば、電話で新規開拓ができる方が欲しいという採用ニーズであれば、当然経験の中で「電話で新規開拓した経験」にフォーカスしてアピールしたほうが良いです。
また直接経験したことがなくても、「顧客対応の経験」「電話以外での新規開拓経験」を繋ぐことで、電話での新規開拓にも十分活かすことができるとアピールすることもできます。
 
大前提、書類選考が通過している時点で、企業としてはその候補者に可能性を感じています。
あとは企業ニーズをしっかり把握して、どの経験に焦点を当てるか考えていきましょう!
 
 
②逆質問は相手の部署や役職を踏まえた選択をすること
 
面接の後半に「何か聞きたいことありますか?」と言われるケースが多いです。
この際、基本的には気になったことを聞いてOKですが、企業側は逆質問の内容などから候補者の本気度を見ています。
 
そのため、大前提調べたらわかることは質問から外すべきですが、調べてもわからないことは積極的に聞いていきましょう!
ここにおいてのポイントは、面接官の所属部署、役職に合わせた質問を投げかけることにあると思います。
 
人事と現場、メンバークラスと社長など、部署や役職が異なれば日々接している情報や見えている世界が異なるので、そこをチューニングすることでより解像度が高い回答を得ることができます。
 
例えば、下記のようなイメージです。
 
・メンバークラス…日々の仕事内容、部署の関係性、やりがいに感じていることなど
・社長…今後の会社や事業の方向性、課題認識と打ち手など
 
相手に合わせた質問を選択して、解像度が高い回答を得られることがミスマッチをなくす1つの要因になるとともに、しっかり企業理解を深めようという姿勢をアピールすることにも繋がりますので是非参考にしてみてください。
 
 
■最後に
 
ここまで記載してきた通り、企業も候補者もミスマッチをなくしたいというゴールは一緒だと思います。
そのために必要な準備をして、面接に臨むことは大切なことです。
 
ただ、実際に『企業の採用ニーズがわからない』や『どんな質問をすべきか』というのはわからないことがあると思います。
そういう時には、我々Career Designerに遠慮なくお声がけください!
企業、採用ニーズに合わせた対策なども実施したうえで、しっかりみなさんのキャリアに寄り添っていきます!!
 
 

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個人の状況やお気持ちに合わせて、柔軟に面談をしていきますので、安心してご相談ください。