
【実写版】いい人材が集まる性格のいい会社
こんにちは、ミライフ代表のスケさん(佐藤ユウスケ)です。
ミライフは3月から7期目になったのですが、それと同時に4名の経験&個性豊かな新メンバーを迎えました。我ながら、とてもいい採用活動だったなと(笑)
「なぜミライフにはそんなにいい人材が集まるのですか?」という最高の質問を受けることが多いのですが、その回答は「いい人材が集まる、性格のいい会社」という私が執筆した本のタイトルそのものだなと思っています。
今日は今回の採用を振り返りつつ、採用に強い会社作りについて考えていきたいと思います。
いい人材が集まる、性格のいい会社??
この本を出版したのは2017年2月なので、必死に書いていたのは2016年。私がリクルートを辞め、ミライフ創業し、早稲田ビジネススクールに通いながら授業を受け、論文も書かないといけないというタイミングでしたが、なぜかこの本も同時進行で書いてました。今思えば狂ってますね笑。
簡単に骨子だけ説明すると、性格のいい会社とは、「人に対する考え方(人材ポリシー)があって、社員に対して働きがいと多様な働き方を提供する会社」と定義しました。
働きがいは、ビジョンと成長と仲間で出来ている。多様な働き方は、イクボス的マネジメント、生産性、柔軟性、個別性がある環境としました。
2016年のこのタイミングだと、フルリモートなんてありえないし、副業やっている人もまだまだ少ない。イクボスという言葉もまだまだこれから。そんな時代だったので、たった6年で働き方の当たり前が変わってきたことがビックリでもあり、とても嬉しく思っています。
※note:あれ?『性格のいい会社』の時代がきたかもしれない(きてないかもしれない)
言うは易し、行うは難し、、、
こんな本を書いておりますので、私が創業したミライフでも「性格のいい会社を作ろう!そうすれば、いい人材が集まってくるはずだ。それを証明したい!」って思っていました。ただ、現実はそう簡単にはいきません。。。
ビジョンだけでは事業が上手くいかないし、働き方を自由にしたらまとまりのない組織になってしまった。結果として、創業3年目で6人に増えた組織も、自分以外全員辞めるという絶望も味わいました。(「ユウスケさんは嘘つきだ」と言われた絶望ストーリーはこのnoteをご覧ください涙)
それでもこだわった性格のいい会社
社員のみんなが辞めてしまった。自分の経営者としての圧倒的力不足、コンセプトや戦略が現実的ではないのではないか、、、そんなことが頭によぎりながらもそれでも決めたことは「性格のいい会社をつくること」。この旗は降ろさずに理想を追うと決めました。
この「性格のいい会社」というコンセプトに必要な土台は、自由と責任。性格のいい会社だから社員が好き勝手やっていいのではなく、責任を果たしているからこそ自由がある。この強さの部分が足りなかった。。。
ここでの自身としての内省ポイントは「性格のいい会社を作ればいい人材が集まる」ということと、「性格のいい会社はいい人材がいないと成り立たない」ということはセットだなと。鶏が先か、卵が先か。。。どちらにせよ、改めてゼロから性格のいい会社つくりにチャレンジすることにしました。
ミライフNEWメンバー
絶望から3年。気づけばミライフは14人の組織になりました(ここに載っていないフルリモートのスタッフ含む)。しかも、メンバーは個性的で、優しくて、優秀なメンバーが揃ってきたので、本当に「いい人材が集まる、性格のいい会社」になってきたと言えるかな、言ってもいいかなと思えるようになりました。
直近入社してきた4人も、エージェント歴14年×マネージャーというバリバリ経験者が2人(!!)、若手だけど大手エージェントで全社MVPも受賞してるメンバー、エージェント経験はないけれど、人事経験やベンチャーでのマーケや事業開発経験が豊富なメンバーと、正直つよつよな訳です。
※ミライフメンバーの自己紹介noteはこちら。人物的にも素敵な人が多いと思います~
なぜミライフ??
で、気になるのはなぜミライフに来てくれたのか?ということなのですが、メンバーのnoteから抜粋すると、、、
■子供に生きて欲しい人生を、まずは私が生きる
子供は小さいけど、私も自分で事業をやれるようになりたい、組織に依存せず自立して働けるようになりたい。ミライフのお話を頂き、エージェントとしての在り方・ビジネスモデル・VISION「子供達のためにワクワクする未来を創る」どれも私にフィットした魅力的なもので、チャレンジしたいと思いました。
■家族や会社で一緒に働く人たちを大事にし、関わる人に貢献できる仕事がしたい。
・フルリモート、フルフレックス、最低給与の相談
・未経験でもエージェント業務をやる(これはミライフ側の条件でもありました)
・マーケティング業務もやる(社内に役割としてほぼ存在しないのに)
といった形で、働く場所、働く時間、給与、働く内容と、普通は労働者側が受け入れるしかできない部分をかなり受け入れてくださいました。
■長野に移住して、仕事と家族の理想未来を叶える
ライフとワークの両方でチャレンジしてみたいことがありました。
ライフ
└ 移住。子育て環境として、自然豊かな場所で暮らしたい
└ 開業。パン屋をやりたい(妻がパン職人)
ワーク
└ 転職。自分の手が届く、身近な人の支えになりたい
■エージェントとして、ビジネスマンとして成長したい
法人営業をやる中で、もう一方の起点となるカスタマーに伴走したいという自らの思いを叶えられること。キャリアデザイナーとして個人起点のエージェント業(両面)ができること。拡大フェーズにある会社で自己成長はもちろんのこと、会社の成長を近い距離で感じられること。等に魅力を感じ、入社を決めました。
振り返り
改めて、「性格のいい会社」というコンセプトにこだわってきたことが形になってきたと実感しています。
恐らく、ミライフにビジョンが無く、単に業績拡大を追求する人材紹介会社だったらみんな来てくれなかっただろうし、多様な働き方が出来なかったら、フルリモートメンバーもワーキングマザーも来てくれないだろうなと。
ミライフはまだまだ弱小ベンチャーだけど、それでもいい人材が集まってきてくれる。本当に嬉しい限りです。いいメンバーが集まってくれているので、次はミライフとしてもっともっとお客さんに対して、世の中に対して価値を提供していける会社を目指していきたいと思っています。
というわけで、今回も長くなってしまいましたが、我ながらいい採用ができたなぁと。もし、ミライフに興味持ってくれた方、ミライフの採用や組織づくりに興味もった経営者、人事の方いらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。カジュアルにお話しできたら嬉しいです。